GRE ジーアールイー
GRE Graduate Record Examination
主にアメリカや、カナダなど北米の大学院へ出願するのに必要とされる共通大学院試です。
近年はオーストラリア、イギリスの大学院出願にもこの受験結果を求められる場合があります。
この試験は、
1)General Test (一般教養問題) と、
2)Subject Test (専門的学識問題)があります
このうち Subject Test は出願先大学によって指定された科目がある場合に限って受験します(免除される場合があります)
1)General Test は、
①Analytical Writing (英語論文)、
②Verbal Reasoning (国語としての英語)、
③Quantitative Reasoning (数学)セクションがあります。
このテストは
Analytical Writing→Verbal Reasoning→Quantitative Reasoning →
Verbal Quantitative→Verbal Reasoning→Quantitative Reasoning
の順番で進むのが一般的な流れです。
テスト時間は、試験の構成によって異なりますが、通常5時間で終了します。
スコアの基準は、
Writing 0~6、
Verbal 0~800、
Quantitative Reasoning 0~800 で示されます。
Verval Reasoning は 50%の正解率で獲得スコア460点、Quantitative Reasoning は50%の正解率でスコア620点が与えられる基準になっています。
大学院の入学許可を得るためのスコアは一概に示されていませんが、
一流大学では Verbal と Quantitative 合計で最低1200、Writing で4以上が必要だといわれています。
2)Subject Test は、
専攻分野の学識を問うテストです。
生化学、生物学、化学、計算機科学、英語文学、数学、物理学、心理学 の分野があり、出願先の指定によって受験をします。
Subject Test は出願の際のスコア提出が望まれると表現されている出願先でも、例外を除いて受験することが必要です。